今季、屈辱の5位に低迷したジャイアンツ。正直なところ、当店スタッフは全員アンチ巨人である。ジャイアンツの敗北は、地元球団ソフトバンクの勝利と同じくらい心地いいものであった。アンチ巨人になったのには理由がある。忘れもしない2003年オフの原辰徳監督解任劇。「単なる読売グループの人事異動」と口にしたひとりの独裁者。くやしさをにじませた男がまた2006年シーズンに帰ってくる。2006年、彼は低迷した球団にも選手にも、そして全てのジャイアンツファンの救世主として指揮を振るう。
東京読売ジャイアンツ監督、原辰徳